電動アシスト自転車のバッテリーについて

電動アシスト自転車のバッテリーはほとんどがリチウムイオン電池ですが、中国製の低価格機の場合は、その他のバッテリーを使用しています。ここではバッテリーの種類について簡単にまとめてみたいと思います。
(ここでは概略をまとめています。詳細はバッテリーの種類をご覧ください。)

リチウムイオン電池

リチウムイオン電池は、軽量で性能もいいため、ほとんどの電動アシスト自転車で使用されている電池です。現在発売されているパナソニック・ヤマハ・ブリヂストンの3大メーカーの電動アシスト自転車はすべてリチウムイオン電池です。リチウムイオン電池は携帯電話やスマートフォンなどで使用されている電池です。

鉛バッテリー

鉛バッテリーは自動車やバイクで使用されているバッテリーです。低価格ですが、リチウムイオン電池に比べてかなり重いバッテリーです。残量がゼロのまま放置するとサルフェーション(電極に硫化物が付着する)という現象が発生し、使用不能になってしまうこともあります。

ニッケル水素電池

乾電池タイプの充電電池に使用されている方式。以前は電動アシスト自転車にも使用されていたが、最近では使用されていない。継ぎ足し充電をするとメモリー効果が発生して、電池の容量が減少してしまうため、完全に放電させてから充電する必要がある。

シリコンバッテリー

鉛バッテリーの硫酸の代わりにシリコン電解液を使用したバッテリー。鉛バッテリーよりも管理が楽である。中国の企業が特許を取得している。