タイヤと空気圧について

タイヤは直接地面と設置して、進む・止まる・曲がるためにとても重要な部分です。乗る前、乗ったあとなど、日頃からタイヤの状態を確認するクセをつけておくといいでしょう。

タイヤ

自転車のタイヤは、車のタイヤと異なり、溝が減ったことを示すサインのようなものがありません。目視して、溝が減っているなと感じた場合は交換した方がいいでしょう。
自転車の場合はタイヤが減るよりもゴムの劣化してひび割れてしまうことで寿命を迎える場合が多いようです。タイヤの表面にシワのような割れ目が出てきたら交換の目安となります。
電動アシスト自転車のタイヤを交換する場合、機種によってはモーターやセンサーが付いている場合があるため、基本的に自転車屋さんに相談することをおすすめします。

空気圧

タイヤの空気圧はとても重要です。空気圧が少ないと、抵抗が大きくなり、平らな道でもペダルを重く感じるようになります。電動アシスト自転車の場合は、アシストがあるのであまり気づかないかもしれませんが、一回の充電で走れる距離が減ってきます。
また空気圧が少ないとタイヤのチューブを痛めてしまい、パンクする可能性が高くなります。特に段差を乗り越えるときなど、衝撃が大きくなりパンクの危険性が高まります。また、ひどい場合にはホイールが歪んでしまうこともあります。

自転車の空気は、市販の空気入れか、自転車屋にある専門の機械を使います。自転車には適正な空気圧が定められていて、空気を入れすぎてもパンクの可能性が高くなります。市販の空気入れの場合、どれくらい空気が入っているかはタイヤを指で押さえるなどして確かめるしかありません。一度自転車屋の専門の機械で空気を入れてみるといいでしょう。多くの場合はあらかじめ空気圧をセットすることができ、一定の空気圧に達したらそれ以上空気が入らなくなります。この時のタイヤの硬さを覚えておいて、基準にするといいでしょう。

電動アシスト自転車は車種によって、バルブの形状が異なる場合があります。日本で発売されている電動アシスト自転車のほとんどが英式バルブですが、海外製のものは米式や仏式バルブが使用されているものもあります。これらはアダプターなどで接続できる場合が多くなっています。お使いのバルブにあった空気入れを使用してください。

しばらく乗っていないと、自然に空気が抜けて、空気圧が下がっていることがあります。このような時は空気を入れてから乗るようにするといいでしょう。また長期保管時も、空気を適正圧力にしておくことにより、パンクや劣化を防ぐことができます。自転車に乗らなくても定期的に空気を入れるといいでしょう。