防犯登録は、「自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律」という法律に基づいて行われています。主に自転車の盗難防止を目的として、自転車の利用者に対して行う自転車の登録のことです。
ざっくり言うと、自転車の車体番号と所有者を登録して、その自転車が誰のものであるか、明らかにすることです。
「防犯」登録という名称ですが、これ自体に防犯の機能はなく、盗まれたあとに見つけやすくするという性格のものです。防犯登録をすると番号のついた銀色の小さなステッカーを自転車に貼り付けます。
この番号はデータベース化されていて、検索をするとすぐに所有者がわかる仕組みになっています。しかし、データの保存期間があり、都道府県によっては5年程度しかありませんのでそれを過ぎた場合は再登録をする必要があります。
登録費用も都道府県によって異なり、400~600円となっています。
お店で購入した場合
お店で購入した場合は、その場で登録してもらいましょう。あとで登録となると手間になるので購入した時に登録することをおすすめします。
通販で購入した場合
防犯登録はどこの都道府県で登録しても構いません。例えば沖縄で登録した後、北海道で使用していもデータベースは全国統一ですので有効になります(ただし検索に時間がかかるることがあります)
通販の場合、店舗がサービスとして登録してくれる場合、有料で登録してくれる場合、登録を行っていない場合があります。登録を行っていない場合は自分で登録する必要があります。実は防犯登録は所有者にとっては義務ですが、販売者にとっては義務ではないためです。自分で防犯登録を行う場合は、自転車店もしくは自転車を販売しているスーパー・ホームセンターで登録することが可能です。その場合は必ず自転車の現物を持っていく必要があります。不安な場合は事前に電話等で確認しておくといいでしょう。
中古で購入または譲り受けた場合
自転車店や自転車を販売しているスーパー・ホームセンターで登録をすることができます。その際必ず自転車の現物を持っていく必要があります(乗っていけばOK)。事前に電話で登録が可能かどうか問い合わせみるといいでしょう。